経費削減による利益確保

当たり前の話ですが売上を計上して手元に残る利益も経費を削減して出てきた利益も同じで有りまして、しかも売上を上げる場合に必要な様々な経費は不要ですし、消費税の支払いも発生しませんので、売上を増大させて利益の確保に走るよりも場合によっては、経費削減を行った方が効果が高い場合も有りますが、それはそれで色々と注意が必要ですね。

先ず経費削減に当たっては、費用対効果をしっかり把握することを行った上で、削っても問題ない経費と削減してはいけない経費を分けて考えることでしょうね。

つまり経費削減を行う場合に、陥りやすいのが削減しやすいところから削減してしまうって事だと思います。

まあ差し障りないのは電気代の節約のために蛍光灯をまめに消してしまうとかLED照明に変更してしまうとか、無駄な印刷を止めて社内使用は裏紙を使うとか、仕入れと在庫を見直すとかに関しては、儲かっている状態でも直ぐに取りかかる方が良いともいますが、営業経費や販売促進にかかっている経費削減に関しては注意が必要でしょうね。

全体を縮小均衡方向に変化させていく場合も有りますが、例えば広告宣伝費は結構大きな額を使っている場合も多く、固定費では有りませんので広告宣伝費を削減してしまえば大きな経費削減が可能になりますが、それが原因によって売上が低下する事を考慮する必要が有るのでして、これは過去において広告宣伝の費用対効果を検証していなければ正しい判断は出来ないと思います。

人件費削減に関しては別の項で書きますが、やはりこれもその反響を考える必要が有るでしょうね。

私が思うには経費削減を行う場合には先ず、出費を全て詳細に書き出しまして、費用対効果を検討しながら削減するのか現状維持にするのかを、しっかりと検討することでしょうね。

もしかしたら、この費用は絶対に必要だって思っていた経費が実は会社の運営にも売上にも何も貢献していない事が判明する場合だって有りますからね。

追伸
銀行からの借入金の返済は削減できないと思いがちですが、会社の売上増が見込めない場合には、とにかく早めに金融機関に相談してリスケ(リ・スケジュール)を行って返済条件の変更によって、毎月の返済額を下げてしまって月次での収支のバランスを取ってしまった方が、危機を乗り越えられる場合も多いと思いますよ。

勿論。今後の借り入れは難しくなりますが思い切って無借金経営に舵を切るのがベストかもしれませんよ。