仕事中の喫煙

誰かが話をしていましたが、仕事中の喫煙は言い換えればその時間分仕事をさぼっているのと同じ事で、例えば一日3回一回辺り 5分、仕事中に喫煙で席を外したとすれば一日15分で一ヶ月で6時間、一年で72時間分は仕事をしないでサボっている計算になる訳でして、喫煙習慣が無い経営者にとっては、相当の無駄と目に映るのではないでしょうか?

じゃあさっさと全社禁煙にして仕事中に禁煙する事を一切禁止にすれば、営業効率が上がって全て丸く収まるかというと、そうは簡単にはいかないので有りまして、喫煙権も有りますしやっぱり急に仕事中の喫煙を禁止したら、仕事に集中できない人も増えてかえって、業務効率が落ちてしまうような気がしますし、中々難しい問題なのであります。

しかしまあ、仕事中に何度も喫煙のために席を離れても咎める人は皆無なのですが、仕事中にコンビニに出かけておにぎりを食べているときっと沢山の上司が注意する事が予想されるので有りまして、仕事中に席を外す事に対して喫煙とそれ以外の格差が非常に大きいのが多くの日本の企業の現状なのでしょうかね?

ただまあ、喫煙しない社員にとっては、堂々と一日に何度も席を外されるのを快く思ってない社員も少なくないと思いますし、会社全体の経営の効率化や経費削減を考えていくと、何時までも喫煙の事を触れないで置く事も出来ないと思います。

最近は分煙が進んでおりますが、逆にその為にわざわざ高いテナント料金を支払っている中で、社内の何処かに喫煙所のスペースを確保して、空気清浄機の設置などの一部喫煙社員の為だけの支出はそろそろ許されなくなってしまうかも知れないですね?

私自身は元喫煙者で現在経営者をやっている身ですが、どうせなら一本1万円位に値上げして貰って、誰も吸わなくなる環境になって貰った方が嬉しいですね。

追伸
この仕事中の喫煙や雑談、お茶やお菓子の摂取など、明らかに業務の範囲外の行為に対する注意とか、曖昧な部分が非常に多いのでありまして、ベテラン社員ほどいい加減いなっている場合が多く、多くの企業において電話代や電気代や水道代を節約するよりも、仕事時間中は完全に仕事に集中して貰って、さっさと定時で退社して貰った方がよっぽど経費削減に繋がるのですよね?

ただ、あまりに厳密にしてしまいますと社内の雰囲気や風通しが悪くなってしまいまして、職場のモチベーションが落ちる事は間違いないですから、その辺りの手加減が難しいところなのです。