旅館ホテル民宿の経費削減

ちょっとしたことで太陽熱温水器のメーカーの方と話をする機会があったのですが、その内容と絡めて今回は旅館とかホテルなど宿泊業の経費削減について書いてみたいと思います。

さてその今の日本は太陽光の有効活用といえば太陽熱発電一本槍みたいな感じが致しますが、私の自宅に太陽熱温水器を取り付けているからって理由もありますけど、太陽熱温水器もなかなか捨てたものではなくて、なかなかの経費削減と言いますか光熱費の削減に効果大なのでありまして、個人的にはお湯を毎日ふんだんに使う(程度にもよりますが)工場もそですし、旅館や民宿などを生業とする企業では、相当有効な経費削減策になるのでは無いでしょうかね?

その具体的な資料も裏付けも持ち合わせていないのですが、基本的に太陽熱温水器なんてものの構造なんてとっても単純みたいですから、台風で吹き飛ばされた場合などを別にしてメンテナンスも不要なはずですし、故障するような部分も格段見当たりませんから一度設置してしまえば太陽光発電よりも遥かにランニングコストはかかりませんので、とにかく長く使えば間違いなく元が取れるのが太陽熱温水器なのでは無いでしょうかね?

で調査したわけでも統計資料が手元に有るわけでもないのですが、どうも民宿とか旅館とかホテルがこぞって太陽熱温水器を設置して光熱費や経費を削減しているって話は聞かないのでありまして、これはメーカーの営業努力が足りないのでしょうかね?

まぁ考えられることとしたら、業務でお湯を大量に使う工場とか旅館ホテル民宿などでは、業務用のボイラーがしっかり稼働しているので切り替える必要が無いとか、使うお湯の量から考えて屋根全部に太陽熱温水器を設置してもとてもお湯が足りないとかが考えられますけどね。

ただ現時点でまだコストが高くてパネルの耐久年数の事が有る太陽光発電よりも特にお湯を沢山使うような処であれば、太陽熱温水器を活用した方が良いと思いますし、ちゃんとお日様の光が当たるのであれば、コスト削減に相当有効なのではないでしょうかね?

追伸
しっかし一昔前まではあれほど盛んに宣伝して、営業活動も活発だった太陽熱温水器ですがなんだかさっぱり最近は耳にしなくなってしまいまったのですが、初期費用とかランニングコストだとかもろもろを考えますともっと設置する人が増えてもおかしくない気がしますし、設置した人の評判も悪くないのではないかと思うのですが、すっかり太陽光発電装置の影に隠れてしまった感じが致しますよね。