就職難と資格商法
どうも景気は悪いし正社員として働くにはこれといった特技も資格も経験も無いし、かといって一生非正規社員やアルバイトでやっていくのは避けたいしって事で、何か簡単に取得が出来て就職に有利に働いてカッコイイ資格がないかななんて安易に考えていると資格商法にひかかっちゃいますよ!
と言うわけで今回のコラムは就職難と資格商法について思うところを書いてみたいと思います。
さて具体名を出すと営業妨害なんて抗議がきたり訴訟にまで発展して裁判になる可能性だってありますから書けないのですが、一つはっきり言えることはこの資格を取れば就職に有利ですよなんて資格が少し勉強したくらいで取得出来るワケが無いのですよね。
それとね確かに資格を持っていると就職に有利ってのはありますけど、誰も必ず就職出来るとか採用されるとは宣伝していないのでありまして、皆無じゃないけど少しは就職に有利だよって事であっても誇大広告とは良いきれない部分が有るのでは無いでしょうかね?
まぁ冷たいことを書きますと例えば歯科医師の資格だとか行政書士とか最近では弁護士までが資格取得者の増加ですとかで、資格はとったけど食えるだけの仕事が無くてワーキングプア状態になってしまっているとか、折角資格を取得したのにその道じゃ食っていけないので仕方が無いので別の仕事で生活の糧である収入を得ているなんて人も結構大勢いらっしゃると聞いていますからね?
勿論ですが世の中には資格を持っていないとなれない職業は沢山ありますし、資格ってのは外見からは判断出来ない技能や技術を持っていることを証明したり、何の知識も技術も持ち合わせていないのに勝手に商売をして他人に迷惑をかけないような役割を果たしていますから必要性は充分にありますけど、持っていてもさほど力を発揮しない場合も多いのではないでしょうか?
その辺りは良く考えまして資格商法に引っかからないようにしましょうね?
追伸
ちょっと気になって私自身が何か資格を持っているかどうか考えてみたのですけど、強いて言えばアマチュア無線電話級の免許くらいなもので何もありませんでした。
ただ著名な文化人とかコンサルタント業で食べている人の中にも、別に資格なんか無くたって要は実力だよって人も多いと思いますし、中には舌先三寸で勝手に自分を権威付けしちゃっている人も実に多いのでは無いでしょうかね?
そう言えば昨年でしたっけ?漢字検定がずさんな運用で批判を浴びてましたけど、何のためにあれだけ多くの受験者が集まったのか私には良く分からないのです。