製品寿命と売上確保

日々新規顧客開拓の飛び込み営業一本槍で、リピーターさ んからの売上は一切考えていない狩猟民族と言いますか近畿顧客開拓命な会社さんを除きまして多かれ少なかれ、一度製品を買ってくれたお客さんが再び自社商 品を買ってくれるリピーターさんの売上が一定割合あると思います。

売上の100%が毎日の新規顧客だけの場合でしたら販売した後の製品の寿命は考えなくても良いような気がしますが、一定割合のリピー ターさんの売上を見込む場合は製品寿命を考えて品質とコストのバランスを考えなくてはいけませんよね。

粗製濫造で見てくれだけは体裁を整えて安かろう悪かろうの製品でしたら、購入したお客さんは直ぐに壊れて使えなくなってしまって次の製 品を購入しなくてはいけなくなりますが、流石に安物買いの銭失いって言葉を思い出して他の会社の製品を購入してしまいますからね。

逆に製品が何十年経過しても元気で問題なく使用できる場合ですと、リピーターさんにはなってくれるでしょうけど次に買ってくれるのが譲 り受けた孫の代なんてことになってしまいますと、そもそもリピーターさんの売上を見込むことは出来なくなってしまいますよね。

これがソフトウエア産業でしたら黙っていてもOSが定期的にサポートを終了して半ば強制的にバージョンアップを強制されますから、それ に合わせて既存客からバージョンアップ料金を徴収すれば良いですし、ハードメーカーも同じく入れ替えの商談時期は定期的にやってきますよね。

確か数年前に日本が誇る大自動車メーカーの社長が今の車は過剰品質で10年以上乗っても現役で使えるが、平均保有年数を考えるとそんな にコストをかけて品質を上げなくて、コストを下げた方が良いみたいな事を発言して一部で顰蹙を買いましたが、これはまぁ思うのは経営者として売上増大のた めに考えてしまうのかもしれませんが、公の場所で発言してしまっては駄目ですよね。

で、最近になって思うのですが消費者の低価格志向って言葉が何だかキーワードのようになってきまして、メーカーとしてはどれだけコスト を削減して安く消費者に提供出来るかどうかが、最優先課題になってきて消費者の方も、安かろう悪かろうのイメージが薄らい出きたような気がしますが、予想 するには今は安くなって助かったとか価格破壊のお影だなんて思っていても、何年かしたら、やっぱり安物買いの銭失いって言葉は本当だったって気がつくので は無いでしょうかね?

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