営業職と残業手当の問題と社内営業

どこの企業でも普通に営業職に従事する営業マンは深夜帰宅が日常風景で毎日五時に退社して帰途につくような生活をしているような人はまれな存在になると思いますが、ここで問題になってくるのが残業手当の問題なんですね。

私もかれこれ20年近く営業職として企業で働いていまして途中で転職も経験していますが、他の企業も含めまして営業マンってのは残業手当とは無縁の世界でありまして、だだそれを補うと言いますか、もしかしたら労働基準法に抵触しないような配慮なのかもしれませんが、営業手当といいますか”みなし残業手当”と言う名の残業手当を支給している場合が多いようですね。

”みなし残業手当”とは別にタイムカードなどで勤怠管理をしていないので例えば毎月20時間の残業をしていると見なしての手当を支給する制度です。

でまぁ成績優秀な売れる営業マンは事務処理だの提案書作成だの雑務が大量に発生して遅くまで社内に残って仕事したり、客先との接待などで長時間労働になってしまいますし、逆に売れない未熟な営業マンは売れている他の営業マンが遅くまで残って仕事をしているのに自分がさっさと先に帰れないなんて心情の問題で、仕事も無いのに何となくダラダラと社内に残って仕事らしき何かをしている事も多いのでしょう。

他にもね、とっくに仕事なんて完了していて営業の売上目標は達成しているのに、素早く退社して帰宅しようとすると管理職である上司が良い顔をしないので、後々の自分の出世昇進を考えて上司に付き合う形で社内に残ってしまうなんてのも有りますしね。

それからもっとたちが悪いのは仕事が終わるのは比較的早いけれど、上司が毎晩のように居酒屋に寄って夕食を食べるので、何故か部下である自分まで付き合わされるなんて、昔は非常に多かった見えない残業といいますか、本来の業務である営業活動が終わってから、今度は社内営業が待っているなんて笑えない話も有りますね。

私が経営者になってからこのような現実に対して思うのは、さっさと帰宅して体を休めなさいよ、だいたい毎日毎日午前一時に帰宅して翌朝普通に出社して元気に普通に仕事出来るわけ無いじゃないか、それに無駄に社内にいてパソコンを付けっぱなしでウダウダしていても光熱費が嵩むだけで会社にとってプラス要素はないし、査定の時に甘くなるなんて事は絶対に・・・。

あれ?そうは言ってもねやっぱり毎日毎晩、残業代も出ないのに売上目標達成のために夜遅くまで働いてくれる部下や社員に対してはやっぱり甘くなってしまうのが現実で人の心情なんですよね。