選別受注(お客を選ぶ)の方法

経費削減とは一般的に支出を削減(減らす)って事が基本になってきますが、一歩踏み込みまして今回のコラムでは選別受注、又はお客を選別(選ぶ)って事について書いて見ようと思います。

業種や業界、取扱商品やサービスによって大きな違いは有るかと思いますが、中には労多くして益少なしって感じの商品やサービスであったり、細かい事ばかり言って手間がかかってかかる時間を考えれば取引しないほうが余程経費削減に繋がるようなお客(顧客)の存在が有る場合が有りますが、時に支出を減らしたり人件費を削減するよりも、労多くして益少なしって受注であったり、お客を排除しまして選別受注を徹底したほうが、経費削減になって利益が確保出来るって場合も少なく無いのですが、実際に選別受注まで踏み込めない経営者の方も少なく無いのですよね?

さてその選別受注の方法ですが”言うは易く行うは難し”を地でいくようなものでして特に従業員(社員)にも納得させて理解させた上で選別受注を行う為には、先ずは現状把握と言いますか、実情をしっかりと把握して出来れば数値化するなり致しまして、何を残すかって所から考えていく必要が有ると思います。

はい、個人的な考えですと何を切り捨てるかって事より何を残すか?又は最低限絶対にこれだけは残すって所から考えをスタートしたほうが、選別受注の計画が立てやすいと思いますね?

でね、個人的な感想を書きますと選別受注が成功するか中途半端に終わってしまうかって境目はやはり、経営者とか社員がどれだけ腹をくくって、徹底して取り組むかどうかだと思いますし、時には長年の取引をしている古い取引先であっても、時に選別によって取引を打ち切る必要が有るのでは無いかなって思いますね。

でここからは私の実体験ですが、私がとある上場企業の中間管理職だった頃に、手間ばかりかかって営業効率の足を引っ張る代理店との取引を打ち切ろうと思って、上司に相談した事が有りますが、どうも全く話が通じないのでありまして、当時の上司曰く、新規顧客開拓の難しさを考えろって事だったのですが、結局は私が現場の責任者として意見を押し通しまして件の代理店とは取引を停止致しました。

取引停止によって一時的にはその代理店での売上が無くなりますから、その分だけ当然売上は低下しますが半年ベースでは逆にプラスに作用しましたね。

まあ必ず、絶対に成功するとは言えないのですが時に企業には大なたを振るって選別受注を致しませんと業績が低下してしまう事も有ると思うのです。